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THE解説

自宅でセルフケア(フォームローラーの使い方)part2

 

以前の解説でもご紹介しましたフォームローラーを使用したセルフケアをご紹介致します。

 

以下、前回の解説の繰り返しになりますがフォームローラーについて説明します。

 

まずフォームローラーとは全身にある「筋膜」を「リリース」する為の道具です。

筋膜は皮膚の下で筋肉などと密接している組織で、硬くなることで筋肉の動きが悪くなり、血行不良や痛み・ハリ感・重だるさの原因となります。

フォームローラーで硬くなった筋膜をリリースすることで血行不良を改善し、痛みの緩和や疲労回復の効果が期待できます。

スポーツをして疲労がたまっている方はもちろん、デスクワークなどであまり体を動かさない方もフォームローラーの使用を勧めします。

 

フォームローラーの基本的な使い方

痛みがあったり、疲労、硬さを感じる部分をローラーの上に乗せて自分の体重を適度にかけながらコロコロと転がします。

硬い部分は痛みを伴う事もありますが、体重のかけ具合を調整しながら気持ちの良い範囲で無理のない程度に行いましょう。

1カ所につき1分を目安に行いましょう。やり過ぎると痛みが出ることがあります。

 

フォームローラーの活用例(下半身part2)

・太ももの前側の筋肉のアプローチ

うつ伏せになり太ももの下にフォームローラーを設置します。

腕と反対の脚で上半身を支え、フォームローラーを股関節から膝関節の間を前後に動かします。

・太ももの内側の筋肉のアプローチ

うつ伏せになり片膝を曲げて外側に脚を開きフォームローラーを設置します。

腕と反対の脚で上半身を支え、フォームローラーを股関節から膝関節の間を左右に動かします。

・すねの前側の筋肉のアプローチ

四つ這いになりフォームローラーの上にすねを当てるように設置します。

膝から足首周辺まで前後に動かします。

適切な圧で無理のない範囲で行いましょう。