フォームローラーのアプローチストレッチ編です。
フォームローラーとは.....全身にある「筋膜」を「リリース」する為の道具です。
筋膜は皮膚の下で筋肉などと密接している組織で、硬くなることで筋肉の動きが悪くなり、血行不良や痛み・ハリ感・重だるさの 原因となります。
フォームローラーで硬くなった筋膜をリリースすることで血行不良を改善し、痛みの緩和や疲労回復の効果が期待できます。
スポーツをして疲労がたまっている方はもちろん、デスクワークなどであまり体を動かさない方もフォームローラーの使用を勧めします。
筋膜リリースを目的とした使用方法の他に、フォームローラーの上に体を乗せる事でストレッチをする活用法もあります。
また筋膜リリースの他にストレッチにも活用できます。今回はそのストレッチ方法を解説していきます。
フォームローラーの活用例(ストレッチver.)
○背骨、胸部周りの柔軟性
①ローラーを横向きに置き、その上に仰向けに寝ます。
➁肩甲骨の下あたりにローラーをあて、お尻を落としひざを曲げます。
③手を頭の後ろで組み、ローラーを支点にし背中を反らします。
④ゆっくり元の姿勢に戻りましょう。
ポイント:ローラーにあてる位置が腰に近い場所にならないよう注意しましょう。
○お尻、太もも外側のストレッチ
①右脚を90度曲げて、あぐらの姿勢になります。
➁左脚は後ろに伸ばし、ローラーに乗せましょう。
③両ひじを前の床につけ、体を前後に揺らします。
④ゆっくりと20秒~30秒かけて伸ばしましょう。
⑤反対側も同じように行います。
ポイント:背中が丸まらないように股関節から曲げる意識で体を倒します。
今回はフォームローラーを使って、ストレッチを行いました。心地よい程度の伸びを感じながら行い
痛みが出た場合は速やかに中断し、無理のない範囲でストレッチしましょう。