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THE解説

膝の痛み Ⅱ ~ 青壮年期の痛みについて ~

前回は少年期の痛みを説明しましたが、今回は青壮年期の痛みについて説明します。膝は運動時や日常生活時に体にかかるショックを受け止める役目をしています。これらのショックを半月という軟骨が吸収したり関節の安定性には靭帯が大きく関与しています。特にスキーや野球、サッカー、バスケット等激しいスポーツで膝に理不尽なストレスが掛かったときに負傷し、どういう角度からどの位のストレスが掛かったかによってケガの内容が変わってきます。症状は程度にもよりますが強い痛みと腫れが特徴で、膝が不安定になりぐらついて歩けなかったり、ロッキングといって痛みと共に膝がある角度で止まってしまい屈伸ができなくなったりすることもあります。また関節血腫といって膝の関節の中に血が溜まることもあります。靭帯の付着部に炎症を持ち痛みが出てくることもあります。その他関節面の骨折や珍しいところでは脱臼もあり、「お皿」という呼称でなじみ深い膝蓋骨も骨折や脱臼があります。特に青壮年期に膝関節を負傷した場合はしっかりとした対応をしておかないといつまでも愁訴に悩まされることになりますので注意してください。