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THE解説

成長期の痛みとケガ Ⅲ

成長期のケガとして三つ目にシンスプリントを説明します。シンスプリントとは別名「脛骨疲労性骨膜炎」ともいわれ、成長期に運動環境が急変する中学生から高校生(13~16歳)に多発すると言われています。原因はやはりオーバーユース(運動過多、使い過ぎ)によりふくらはぎにあるヒラメ筋という筋肉の付着部にストレスがかかりその結果骨膜炎を生じ、脛骨(すねの骨)の中央からやや下部内側に痛みを感じます。運動後などにこの場所に痛みを感じてきたらこのケガを疑います。まず治療法としては電気療法等理学療法をはじめ、アイスマッサージやストレッチまた、足部のアーチサポートやヒールパットの使用等も効果がありますが、大事なことはまず運動を中止させ休養をとることです。痛みがなくなるとすぐに運動を再会する人が多いと思いますが、運動再開の注意点として

  • 急激に練習量を増やさない
  • 筋力強化トレーニングを行う
  • 運動後には必ずストレッチ、アイスマッサージ等で筋疲労を除去する

これらのことを心がけてください。このケガが悪化すると疲労骨折に移行することもありますので痛みを感じたらなるべく早期に診察、治療を受けましょう。