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THE解説

温罨と冷罨 〜温めることと冷やすことについて〜

その痛み「温めますか?」「冷やしますか?」をテーマに今回の解説をしていこうと思います。

以前の解説でもご紹介しましたが、アイシングには痛みや炎症の拡大を抑える目的・効果があります。傷ついた細胞の新陳代謝を低下させることでその周辺の組織の二次的な被害を抑える事に繋がります。

次に温める事のメリットは、患部の血流を改善する事により怪我が発生した場所の代謝を良くし、傷んだ場所に十分な酸素や栄養を供給して組織の再生を促す事にあります。また、筋肉・関節などの組織の柔軟性を出す事にも繋がります。

結論として、温めた方がいいのか、冷やした方がいいのかは怪我をした時期によって異なります。怪我をすると受傷後2日から3日は炎症期間といって炎症が盛んな時期、熱を持つ時期になります。よって痛みが出た後2日から3日は冷やした方が良いといわれています。その後、炎症期が過ぎた頃から温めるようにして下さい。ただし、症状の重症度や個人差によって期間の違いがありますので、患部の熱感が落ち着きましたら軽く湯船で温熱を試み、その際に重だるいような痛みが出て来なければ温めて良いかと思います。

温めることと冷やすこと、その時の素早い処置で怪我の経過が大きく変わる場合も多々あります。怪我をされた場合は速やかに正しい処置を行い、その後に医療機関を受診するようにして下さい。