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THE解説

ダイナミックストレッチについて

今回は以前解説しました「スタティックストレッチ」に続き、「ダイナミックストレッチ」について解説していきます。

前回のスタティックストレッチは筋肉を伸ばした状態を保持するストレッチ方法でしたが、今回解説するダイナミックストレッチは関節運動を繰り返し行い、筋肉に対して伸ばす力と縮む力の双方の刺激を加えることで筋肉の柔軟性を出す方法です。

近年、スポーツ現場ではウォーミングアップ時にダイナミックストレッチを取り入れることが多くなっています。従来のスタティックストレッチを行った直後は筋肉がリラックスした状態になり、それにより運動パフォーマンスが低下すると言われています。これから運動を開始する選手には筋肉に刺激をあたえることでウェイクアップ効果が期待でき、パフォーマンスを向上させる効果が期待できます。

このストレッチ方法は、関節の動く範囲の最終域まで反動を使わずに大きく繰り返し動かすことが基本になります。メリットとして関節の可動域を広げるためにはより有効的です。また、最大筋力アップ、ジャンプ力や俊敏性の増加、走行タイムの短縮、ゴルフスウィングのパフォーマンス向上など様々な効果が期待できます。一方で関節を動かしながら行うストレッチであるため競技本番前にやり過ぎてしまうと疲労につながりやすいというデメリットもあり注意が必要です。

一言にストレッチといっても方法も目的も異なりますし、メリットとデメリットがあります。自分の体質と競技特性に合わせて無理なく行うようにしましょう。興味のある方、質問等のある方はお気軽にスタッフまでお声かけください。