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THE解説

肩関節の柔軟体操(ストレッチ)

今回は肩関節のストレッチについて解説します。
肩関節には大きい筋肉(アウターマッスル)から小さい筋肉(インナーマッスル)まで多くの筋肉が存在します。
肩を使うスポーツ(野球、バレーボールなど)では肩関節の柔軟性が競技パフォーマンスに大きく関与することが考えられ、また柔軟性を出すことで怪我の予防にもなります。一方で、四十肩・五十肩と言われる肩関節周囲炎などの症状の改善にもつながります。

そこで、様々なストレッチ方法がある中で今回は基本的なストレッチ方法をお教えします。ストレッチを継続的にコツコツとやることで怪我の予防、症状の改善につながると思います。では、やってみましょう。

まずは肩関節前面部(大胸筋・上腕二頭筋など)のストレッチです。
壁に水平に手をつき、肩関節を前に押し出す(壁と反対側を向く)ように体を捻ります。
そして呼吸を止めないように20~30秒ほどゆっくりと肩関節の前側の筋肉が伸びている(ストレッチされている)のを感じながら行います。これを左右行います。

次は脇の下(前鋸筋・大円筋・小円筋など)のストレッチです。
壁や少し高めの安定した机・棚などに両手を置き、お辞儀をするように頭を下げて腰部の前屈、脇を下に押しだすようなイメージでストレッチします。
この時、肘を曲げないようしっかり伸ばした状態で行います。
肩関節前面部と同じように筋肉が伸びていることを感じながらゆっくり行います。

次は肩関節の外側(三角筋・広背筋・棘上筋・棘下筋など)のストレッチです。
伸ばしたい方の腕を真っ直ぐ前(前にならえの形)に出し、反対側の腕で前に出した腕を下からロックして胸につけるように引っ張ってきます。ポイントは反対側の腕でしっかりと引っ張ったところ(ストレッチされているところ)でキープすることです。肩から上腕外側の筋肉がだんだんと伸ばされてくると思います。
上の2つと同じように筋肉が伸びていることを感じながらゆっくり行います。

これら3種類のストレッチは比較的簡単に一人でできると思います。
最後にストレッチの注意点です。

*ゆっくり深く呼吸をしながら行う。
*20~30秒少し長めに行う。
*一日3~5セット行う
*痛みが出たら無理をしないでストレッチを止める。

上記のことに注意しながら行うといいと思います。ちょっとの時間で簡単に自分の体のケアが行えるので是非、行ってみてください。