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THE解説

頚椎の柔軟体操(ストレッチ)

今回は首のストレッチについて解説します。

首には大きい筋肉から小さい筋肉まで多くの筋肉が存在します。
今回はその中でも一番大きい筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチを行ってみましょう。

僧帽筋とは首の後面に存在し後頭部から背中の上部まで伸びている筋肉です。筋肉の形が、僧侶が被るような布の帽子に似ていることから僧帽筋と呼ばれています。
この筋肉の緊張が強くなり硬くなってしまった状態が皆さんもご存じの肩こりです。
時々、緊張が強くなりすぎて眩暈(めまい)、吐き気、上肢に痺れが出てくるなどの症状が見られる場合があります。肩こりの予防としてもストレッチを少しずつ行うことで予防や症状の改善みられると思います。
では、やってみましょう。

まず、姿勢を正しく座り、前を見ます。

手で頭を真横に軽くゆっくり引っ張ります。
この時、肩が斜めになったり体が傾いたりしないよう首だけを軽く引っ張ります。
そして呼吸を止めないように20~30秒ほどゆっくり伸ばして筋肉が伸びている(ストレッチされている)のを感じながら行います。これを左右行います。

今度は先ほどと同じように引っ張りますが斜め45°前方にゆっくり引っ張ります。
さっきとは少し違う場所の筋肉が伸びると思います。
同じように筋肉が伸びていることを感じながらゆっくり行います。

今度は両手を頭の後ろで組み後頭部に当てます。そのまま前に首を倒すようにゆっくり引っ張ります。
首の後ろ側の筋肉が伸びてくると思います。

これら3種類のストレッチを行ってみましょう。比較的簡単に一人でできると思います。

最後にストレッチを行う際の注意点です。
*ゆっくり深く呼吸をしながら行う。
*20~30秒少し長めに行う。
*一日3~5セット行う。
*痛みが出たら無理をしないで行うのを止める。

上記のことに注意しながら行うといいと思います。
ちょっとの時間で簡単に自分の体のケアができるので是非、行ってみてください。