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THE解説

少年期スポーツ障害 野球肘

今回は野球肘について解説していきたいと思います。

まず野球肘とは、投球動作によって発生した肘関節の痛みのことです。肘関節の内側に痛みが発生することが多く、投球により肘関節内側の筋肉が引っ張られその筋の付着部に負担がかかり痛みが発生します。原因として最も考えられるのが『過剰な投げ込み』です。特に学童期の過剰な投げ込みは骨の形成不全や成長障害を招く場合もあり注意が必要です。

症状として、肘関節を曲げ伸ばしした時の痛み、投球動作時の痛みなどが見られます。このような症状が出た場合、すぐに投球を中止し安静にしてアイシングをしてください。また症状が強い場合はバッテイングも控えて頂き、早めに専門医に診てもらいましょう。

野球選手にとって、野球肘の放置は選手生命に大きく関わってきます。早期発見と早めの治療が大切になってきますので、保護者や監督の方はしっかり管理をしてあげてください。

<投球数の目安として>
小学生では一日50球程度、週200球
中学生では一日70球程度、週350球
高校生では一日100球以内、週500球
以上を超えないことが理想とされています。