フォームローラーのアプローチ第5弾です。
フォームローラーとは.....全身にある「筋膜」を「リリース」する為の道具です。
筋膜は皮膚の下で筋肉などと密接している組織で、硬くなることで筋肉の動きが悪くなり、血行不良や痛み・ハリ感・重だるさの 原因となります。
フォームローラーで硬くなった筋膜をリリースすることで血行不良を改善し、痛みの緩和や疲労回復の効果が期待できます。
スポーツをして疲労がたまっている方はもちろん、デスクワークなどであまり体を動かさない方もフォームローラーの使用を勧めします。
フォームローラーの基本的な使い方
・痛みがあったり、疲労、硬さを感じる部分をローラーの上に乗せて自分の体重を適度にかけながらコロコロと転がします。
・硬い部分は痛みを伴う事もありますが、体重のかけ具合を調整しながら気持ちの良い範囲で無理のない程度に行いましょう。
・1カ所につき1分を目安に行いましょう。やり過ぎると痛みが出ることがあります。
フォームローラーの活用例(上半身part1)
・背中・胸の筋肉へのアプローチ
横向きに寝ころび膝を軽く曲げ、わきの下にローラーを置きます
①横向きのまま体を上下に動かします。
②そのまま体を後ろに倒し、若干背中側に当たるようにし体を上下に動かします。
③次に体を前方向に倒し、胸側に当たるよう調整し体を上下に動かします。
肩・背中のハリ、凝りや内巻き肩などにも有効なエクササイズです。
※注意として、下半身などの大きい筋肉と違いより痛みを感じてしまう方も多いので
無理のない範囲で行うようにしましょう。