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THE解説

手首の痛み ~腱鞘炎について~

手首の腱鞘炎は手首の痛みの中でも比較的多いケガになります。手首に痛みを生じますが、実際は腕から指にかけて伸びている腱(スジ)が手首付近にある腱鞘といわれるトンネル状の組織(図1参照)と擦れ合うことで、炎症がおき手首付近の痛みや腫れが出現します。特に親指側の腱鞘に多く見られ、親指側の腱鞘炎をドゥケルバン病と呼び、指の腱鞘炎の中でも多い部位になります。

 

『発症原因』

指の曲げ伸ばし動作の繰り返しによって、腱と腱鞘(トンネル)との滑りがスムーズでなくなり摩擦が増えることによって炎症をおこします。日常的に指や手首を使いすぎることで炎症が起こりやすく、またホルモンバランスの変化が発症に影響することがわかっており、これらのことから腱鞘炎は女性に多い疾患といわれています。年齢によっても腱鞘自体の柔軟性低下によって発生頻度は変わってきます。

『判別方法』

親指の腱鞘炎(ドゥケルバン病)の疑いがある時に自分でチェックする事が出来ます。
・アイヒホッフテスト(動画参照)

  1. 手の親指を内側に曲げます
  2. 他の指で親指を握り、そのまま手首を小指側に倒します
  3. この際、親指側に痛みがあれば腱鞘炎の可能性があります

腱鞘炎は一度発症すると症状の緩和に時間がかかることが多く、特に親指は日常での使用頻度が多いことから、治るまでに時間が必要になります。
症状が現れてから時間が立つにつれて回復に時間がかかることから、発症後はなるべく早く必要な治療や処置を行うことが早期回復のポイントとなります。

腱鞘炎かな?と思った際は早めに専門医を受診するようにしましょう。